会員限定外出先のトイレレポート１(2024)

尿もれパッドを使用している男性や、トランスジェンダーへの配慮にもつながることから、男性用トイレにも設置の動きが広がりつつある「サニタリーボックス」。まだ定着というほどではありませんが、サニタリーボックスを求める声も聞こえてきます。

少子化のなかでも年々大学の進学率は上がり、特に女性の進学率が増加したことで全国の学生数は増加しています。学生が１日の大半を過ごす学びの場には、トイレの存在も欠かせません。いまどきの学生は学校のトイレにどのような印象を持っているのでしょうか。
用を足すだけでなく、授業の合間のリフレッシュの場として利用する人もいる学校のトイレ空間。特に手洗いスペースやスタイリングコーナーは気持ちよく過ごせる環境が求められています。さて、学生が手洗いスペースやスタイリングコーナーに求めることは何でしょうか。

さまざまな人が利用するまちのトイレ。特に男性用トイレの小便器コーナーは、見知らぬ人と隣り合わせになることもあるため、プライバシー面でより配慮が求められるところです。男性にとっての快適な利用とはどのようなものか、現在のトイレ事情が浮き上がってきました。
男女問わず誰でも入れることによって利用しやすくなる人がいる一方、利用をためらう人がいたり、本来の目的とは外れた利用が起きてしまうなどの問題も。誰もが安心して使えるトイレであるために必要な配慮とは？ これからの男女共用トイレのあり方を探ります。