日本は世界に先駆けて超高化社会を迎えており、2025年には65歳以上の約5人に1人、約700万人が認知症になると推測されています。また、65歳未満で「若年性認知症」を発症する方もおり、国も共生社会の実現に向けて、ハード面の環境整備を推進していますが、パブリックトイレの整備も課題の一つです。
パブリックトイレレポート/認知症配慮1
認知症700万人時代に向けて課題となるパブリックトイレの整備についてや、認知症の方が求めるトイレまわりの設備や工夫についてご報告いたします。
パブリックトイレレポート/認知症配慮1(全2ページ)
Vol.1:認知症700万人時代へ パブリックトイレの環境整備も課題に
Vol.2:認知症の方が求めるトイレまわりの設備や工夫とは?
認知症の特性の一つとして、ものごとを素早く適切に理解し、判断することが難しくなる「理解・判断力の障がい」があります。
それにより、パブリックトイレを利用する際に、案内・表示サインを認識しづらかったり、水を流すボタンの判別が難しいといったケースもあるようです。